ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%増となり、上げ幅は前月から横ばいとなった。
品目別では「アルコール飲料・たばこ」が6.5%、「食品」が4.4%上昇して全体をけん引した。「その他の燃料・電力」は1.6%、「サービス」は0.8%、「衣料品・靴」は0.2%拡大した。
自動車燃料を含む「その他の製品」は0.1%下落。耐久消費財も0.5%縮小した。
価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は2.5%で、前月から0.1ポイント縮小した。
同国の昨年のインフレ率は2月の2.9%をピークに下降に転じ、6月は1.9%まで低下した。その後は2.1%~2.6%の間で推移していた。