中国家電大手ハイアール、タタルスタンに洗濯機第2工場建設

中国家電大手のハイアール(海爾集団)がロシアのタタルスタン共和国に洗濯機の第2工場を建設する。複数の現地メディアが先ごろ報じたもので、受注好調を受けて生産能力を増強する。すでに同社は建設地となるナーベレジヌイェ・チェルヌイの経済特区TOSERの管轄当局から建設許可を取得した。投資額は約40億ルーブル(5,630万ユーロ)となる見込みだ。

新工場の年産能力は最大50万台を予定する。今年春の着工で、来年半ばの完成を目指す。約350人の雇用を創出する。

ハイアールは2016年春、ナーベレジヌイェ・チェルヌイの産業パーク「KIPマスター」で洗濯機の製造を開始した。タタルスタン初の外国直接投資(FDI)となる同工場の投資額は約4,000万ドルに上る。年間25万台の生産能力を備える。(1RUB=1.88JPY)

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