起亜自動車、「シード」新モデルを6月から発売

韓国の起亜自動車はコンパクトカー「シード」の3代目モデルを3月開催のジュネーブモーターショーで初公開し、6月から発売する。従来のステーションワゴンに加え、クーペやSUVも登場する可能性が高い。

新モデルは力強いフロントマスクと角ばったリアデザインのほか、車長・幅を微妙に拡張することでゆとりのある車内空間を確保している。内装には高級素材を使用。温度調整機能付きフロントガラスや線維持支援システム、8インチのタッチスクリーンのインフォテイメントシステムを装備している。標準モデルは最高出力88kW(120PS)の1リットル3気筒エンジンを搭載。従来の1.6リットルガソリンエンジンモデルは1.4リットルにダウンサイジングし、最高出力74kW(100PS)または103kW(140PS)とした。ディーゼルモデルは1.6リットルエンジンを搭載し、最高出力85kW(115PS)または100kW(136PS)を用意。同社初となる窒素酸化物(NOx)を浄化する触媒システムを装備する。

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