VW、純利益が2.2倍に

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)が23日発表した2017年12月期決算の純利益は113億5,400万ユーロで、前期(51億4,400万ユーロ)の2.2倍に拡大した。

比較対象の16年12月期はディーゼル車排ガス不正問題を受けて特別費用が75億2,000万ユーロに上っていたが、17年12月期は57.1%減の32億2,200万ユーロに減少したことから、利益が大きく押し上げられた。販売増とVWブランド乗用車のコスト削減も増益に貢献した。

売上高は6.2%増の2,306億8,200万ユーロ、営業利益は94.5%増の138億1,800万ユーロだった。

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