GEリニューアブルエナジー、トルコ社と提携

米ゼネラル・エレクトリック(GM)の再生可能エネルギー部門GEリニューアブルエナジーは12日、トルコ同業のフィナ・エネルジと風力発電プロジェクトで提携する契約を交わした。2020年までに発電容量が最大410メガワットの風力発電所を建設する。

契約によると、フィナがトルコ各地で実施を検討・予定するプロジェクト8案件について、GEが出力3.8メガワットの風力タービンの供給とサービスを受け持つ。これらの風力発電所は来年から再来年にかけて商業稼働する予定。

両社は昨年、期間10年のフルサービス契約を結んだ。同時にGEの産業向けIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「プレディクス(Predix)」を基盤とするデジタル風力パーク・ソリューションを、フィナの既存発電所で2年間、試験運用することでも合意した。

また、フィナ・エネルジは昨年、マルマラ海に近いクズルカテルジ風力発電プロジェクトでもGEリニューアブルエナジーのタービン調達を決めており、今回の提携を合わせると最大425メガワットの容量を新設することになる。

GEは昨年から、発電用風車のブレード(羽)を西部イズミル県で現地生産している。

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