独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手MANトラック・アンド・バス (MAN)は7月から、同社初の電動トランスポーター「eTGE」を量産する。「eTGE」は、市街地での走行を想定して開発したモデルで、積載量は950~1,700キログラム、1回のフル充電による航続距離は最大160キロメートルとなっている。
MANによると、市街地を走行する輸送車の約70%は、1日あたりの平均走行距離が100キロメートル以下にとどまるため、最大160キロメートルの航続距離で十分に顧客のニーズに対応できるとの見解を示している。
同モデルの販売価格は約6万9,500ユーロ。ナビゲーションシステム、フロントガラスヒーター、緊急ブレーキ支援機能(EBA)を標準装備する。