ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は5日、同国の2018年3月の新車(乗用車・小型商用車)販売が15万7,279台となり、前年同月に比べ13.9%増加したと発表した。販売増加は昨年3月から13カ月連続となる。1~3月の累計は、前年同期比21.7%増の39万2,920台だった。AEB では、2018年通期の販売が前年比で約10%増の175万台に改善すると予想している。
自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、3月も市場の勢いは堅調なペースで続いている、と述べる一方、一年連続して販売が増加したため、今後は成長率が鈍化する見通しを示した。ただ、2018年はこのまま成長が続く可能性があるとした。