トルコの1月失業率10.8%、2カ月連続で悪化

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した1月の失業率は10.8%となり、前月の10.4%から0.4ポイント悪化した。失業率の悪化は2カ月連続。前年同月比では2.2ポイント低下した。

15~24歳の若年失業率は前年同月比で4.6ポイント低下し19.9%となった。15~64歳の就業年齢層では2.2ポイント低下の11.1%に改善した。

労働参加率(LFPR)は52.1%で、前年同月比で0.6ポイント上昇した。性別で見ると、男性は0.2ポイント減の71.3%、女性は1.2ポイント増の33.2%となった。

就業者数は前年同月比で135万7,000人増えて2,802万9,000人となった。業種別の内訳は、農業が17.7%、鉱工業が19.9%、建設業が7%、サービス業が55.4%となっている。

失業率は2017年1月、10年以降で最も高い13%をつけたが、5月には10.2%まで改善した。その後7月に10.7%まで悪化したものの、11月は10.3%に下がっていた。

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