自動車部品大手の独コンチネンタルは17日から19日の3日間、独自開発したロボットタクシー「CUbE」の試験運転をフランクフルトで実施した。試験で得られるデータと利用者の声を更なる開発に反映させる考え。試験はフランクフルト交通会社(VGF)とフランクフルト応用科学大学の協力を受けて行った。
CUbEはContinental Urban mobility Experienceの略で、昨年9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)で公開された。定員は12人でそのうち6人は座席を利用。残り6人は立ち乗りとなる。
試験ではフランクフルト応用科学大のキャンパス内を走行した。走行距離は一回当たり600メートルで、停留所は4カ所。料金はかからないものの、乗車後に簡単なアンケートが行われた。
学生の関心は高く、メディア報道によると、移動中のCUbEの前に立ち、本当に自動停車するかを確かめる人もいたようだ。