米とポーランド、10年間の科学技術協力協定を締結

ポーランド政府は先ごろ、米国政府との間で科学技術協力協定を締結した。ポーランド政府の発表によると、同協定は基礎研究や応用研究にまたがる幅広い分野における両国間の共同研究や学術交流の促進を目的としたもので、今後10年間適用される予定。以前の協定は2016年11月に失効していた。

締結式にはポーランドからはゴビン副首相、米国からはシャノン国務副長官が出席した。シャノン副長官は、「米国とポーランドの担当部局との間で研究とプログラムに関連する協力を直接行おうとする場合、政府機関は行政上の障害に直面するが、今回の協定によりそれを減らすことができる」と述べた。ゴビン副首相は、政府はイノベーションを最大限引き出してポーランド経済の振興を図っているとした上で、「今回の締結はポーランドの発展にとっても非常に重要だ」とコメントした。

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