自動車修理費、2017年は大幅に上昇

ドイツ国内の自動車修理費用が2017年は大幅に上昇したことが、独自動車修理保険会社Car-Garantie(CG)の調査で明らかになった。故障1件にかかる修理費は前年の502 ユーロから514ユーロに増え、ここ数年来で最も上昇率が高かった。修理費が高くなっている要因としていは、ますます複雑化する自動車の構造にあるとCGは分析している。

中古車で修理費用で最も多いのはエンジン回り(24.2%)、次いで燃料系統や変速機など続く。新車では燃料系統の修理費用が最も多く、エンジン回り、変速機と続く。

今回の調査ではディーラーの中古車保証が切れた75万349台と新車保証が切れた22万9,898台の修理統計を対象に分析した。

Car-Garantieは1970年代にドイツで初めての中古車保証保険会社としてフライブルに設立された。現在、23カ国で事業を展開し、210万の契約と2万3,000の加盟企業を抱えている。

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