海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比23%増の26億1,670万ユーロへと拡大した。中東同業ユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)との合併で水準が大幅に押し上げられた格好で、営業利益(EBIT)は約7.2倍の5,370万ユーロを記録。売上高営業利益率は0.4%から2.1%へと上昇した。純損益は3,430万ユーロの赤字で、赤字幅は41%縮小した。
第1四半期は米ドル安と燃料費の上昇が業績の大きな足かせとなった。燃料費は1トン当たり372ドルに達し、前年同期の313ドルから19%上昇した。