チェコ統計局(CSU)が7日発表した3月の小売売上高(自動車・オートバイの販売・修理を除く、実質値、営業日数調整前)は前年同月比で3.7%増加したものの、伸び幅は前月の6.0%から縮小した。食品部門が7.4%、非食品部門が1.5%、自動車燃料部門が0.1%の幅で増加した。最大の伸びを示したのはネット・通信販売で14.7%の大幅増となった。営業日数調整済みベースでは4.4%の増加。前月比(季節調整済み)では0.1%増加した。
自動車・オートバイ販売・修理部門の売上高(実質値、営業日数調整前)は前年同月比で11.6%減と大きく後退した。内訳をみると、自動車・オートバイ(スペアパーツ含む)の販売が11.8%、修理が10.8%とそれぞれ大幅減となった。前月比(季節調整済み)では0.2%増加した。
1-3月期の小売売上高は前年同期比で5.9%増加した。非食品が7.3%と大きく伸びたほか、自動車燃料が4.9%、食品が4.7%の幅で増加した。営業日数調整済みベースでは6.2%増加した。
同期の自動車・オートバイ販売・修理部門の売上高(実質値、営業日数調整前)は5.7%減少した。自動車・オートバイ(スペアパーツ含む)の販売が6.5%、修理が2.7%それぞれ減少した。