ロシア石油最大手の国営ロスネフチが14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)の純利益は810億ルーブル(15億米ドル)となり、前年同期の7倍に拡大した。原油価格の回復が大きく寄与した。売上高は22%増の1兆7,220億ルーブル(309億ドル)に伸びた。
ロスネフチは昨年に印エッサールオイルの株式49%を129億米ドルで取得するなど、買収を積極的に進めているが、これにより債務が急速に膨らんでいる。先月には20億ルーブル相当の自社株購入と、年内に債務を5,000億ルーブル以上圧縮する計画を発表している。今回の業績報告では債務総額は明らかにされていない。(1RUB=1.77JPY)