中国中信、ベラルーシの銀行に食指

中国政府系の複合企業、中国中信集団(CITIC)がベラルーシで銀行を買収する意向だ。ベラルーシのコビャコフ首相によると、候補として国営銀行2行が挙がっている。

王炯総経理(社長)の率いる中国中信代表団は今月7日から4日間の日程でベラルーシを訪問した。コビャコフ首相のほか、ルカシェンコ大統領とも会談し、提携強化の方針を確認した。

ベラルーシにおける中国中信のプロジェクトでは昨年、◇ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)の工場建設◇ヴォルシャ(オルシャ)のリネン工場における近代化(第2期投資)◇ミンスクにおける多目的センター建設◇建設大手ベルプロムと合弁で設計・エンジアリング会社CITIC-Belpromを設立――などが実施された。

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