仏開発サービスのアッカ、ドイツで2000人増員

仏開発・コンサルティング会社のアッカ・テクノロジーズは、従業員数を大幅に拡大するもようだ。アッカ・テクノロジーズのドイツ法人のレジス・サンドラン・ギヨン最高執行責任者(COO)によると、今年はグループ全体で計6,000人、うちドイツでは2,000人を増員する計画。主に、機能安全性の専門家、ソフトウエア開発者、テスティングの専門家を募集している。独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

サンドラン・ギヨンCOOによると、ドイツでは自然減(定年退職など)を補うための500人に加え、1,500人を新たに採用する計画。

『オートモビルボッヘ』紙によると、アッカ・テクノロジーズは、グループ売上高を現在の13億ユーロ(うち、自動車事業:約5億6,000万ユーロ)から、2022年までに約2倍の25億ユーロに引き上げる目標を掲げている。

アッカ・テクノロジーズは2018年3月には、中国の電気自動車の新興企業アイコニック・モーターズ、米マイクロソフトと自動運転技術の開発で協力すると発表した。3社は、2020年にドバイで開催される万博(ドバイ国際博覧会)で運転手を必要としないレベル5の完全自動運転車「アイコニック L5」を披露する計画で、同モデルを2022年末までに量産化する方針を示している。

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