BMW―ライプチヒ工場の生産能力を1.4倍に―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)は24日、独ライプチヒ工場の近代化・拡張計画を発表した。2020年までに総額3億ユーロ強を投じ、生産能力を現在の約25万台から35万台へと40%拡大する。

近代化・拡張の対象となるのは塗装、車体生産、組立、物流施設。塗装施設では下塗り塗装工程を省いた塗装技術「統合塗装処理(IPP)」を用いて1台当たりのエネルギー消費量を15%、水消費量を30%、排水量を45%削減する。

ライプチヒ工場は2005年3月に開設された。累計の投資額は約30億ユーロで、これまでに計230万台強を出荷している。従業員数は当初の2,000人から5,300人強へと拡大した。

上部へスクロール