トルコの複合企業カラデニズ・グループ(Karadeniz)の発電船事業会社カルパワーシップ(Karpowership)は22日、同社の発電船ラウフ・ベイ(Rauf Bey)号がスーダンで電力生産を開始したと発表した。
同船は180メガワット(MW)の発電能力を備え、スーダンの電力網に150MWの電力を供給する。同国では電力需要が高まっており、同船の稼働で電力網の安定化が期待される。
カルパワーシップは4月27日、スーダン火力発電会社(STPGC)と電力生産・販売の契約を結んだと発表していた。
カルパワーシップは2010年以来、発電船を15隻建造し、その合計発電能力は2,800MWを超える。現在建造中の発電船を含めた合計発電能力は5,000MWとなる。