ハンガリー中央統計局(KSH)が5月29日発表した2-4月期の失業率は3.8%となり、前年同期から0.7ポイント低下した。15~74歳の失業者数は17万7,000人で、3万2,000人減少した。
年齢別では15~24歳の若年層の失業率が9.6%と依然高く、25~54歳の働き盛り世代は3.6%、55~74歳の高年齢層は2.5%だった。失業率の低下幅は55~74歳が1.7ポイント、25~54歳は0.5ポイント、15~24歳は0.6ポイントだった。
平均失業期間は17.1カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の43.5%を占めた。
4月末時点の求職者数は25万8,000人で、前年3月末を16.1%下回った。