ロシアのメルセデス工場、19年1-3月期にも操業開始

独自動車大手のダイムラーがロシアに建設中のメルセデスベンツの乗用車工場は、2019年1-3月期(第1四半期)にも操業を開始する見通しだ。ロシアのヴァディム・クロモフ投資・イノベーション副大臣がSkrin Newswire紙に明らかにした。

クロモフ投資・イノベーション副大臣によると、同工場では現在、内装作業を進めており、夏には製造設備の搬入が始まる予定という。

ダイムラーは2017年6月に、モスクワから北西へ約40キロメートルの距離にあるエシポヴォの工業団地で新工場の建設を開始した。同工場はダイムラーにとってロシアで初めての乗用車工場となる。車体製造、塗装、組み立て工程を持つ一貫生産体制の工場で、まずは「Eクラス・セダン」の生産を開始し、段階的にSUVモデルの「GLE」、「GLC」、「GLS」の生産も始める計画。

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