バルト流通大手マキシマ、ラトビアに2,300万ユーロを投資

バルト・中東欧地域の流通大手であるマキシマは今年、2,300万ユーロをラトビアに投資する計画だ。支店網を拡大するとともにサービスを強化して顧客の利便性を向上させる。

投資額のうち、2,200万ユーロを支店網の強化に充てる。首都圏の7支店を改修するほか、国内で7店舗を新設する。このうち1店舗は大型店舗「マキシマXXX」で、すでに今月7日、ショッピングモール「リガ・プラザ」でオープンした。

顧客が商品バーコードの読み取りや清算を自分で行うセルフレジの導入には120万ユーロ強、顧客サービスの改善には20万ユーロを投じる。

マキシマは店舗形態の拡大にも取り組んでおり、昨年のマキシマXXXに続き、今年はコンビニエンスストア「マキシマ・エキスプレス」を出店。第1号店が先月、リガで開店した。

マキシマは昨年、ラトビアの売上高で前年比4.2%増の7億2,305万ユーロを、利益で前年の2.9倍の2,322万ユーロを計上した。

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