独機械大手のデュルはこのほど、米同業バブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)から工場排ガス処理事業を買収すると発表した。買収するのは、B&W傘下のB&Wメグテック、B&Wメグテック・ホールディングス、B&Wユニバーサルで、買収価格は約1億1,000万ユーロとなる。買収手続きは第3四半期に完了する見通し。
デュルは今回の買収により、環境設備事業を強化する。B&WメグテックとB&Wユニバーサルは、米国ウィスコンシン州のデ・ピアとストートンに本部を置く。B&Wメグテックは、揮発性有機化合物などを処理する工場排ガス処理設備のほか、工業乾燥機、リチウムイオン電池向けの電極塗装システムを製造している。B&Wユニバーサルは工業設備の騒音対策における主力メーカーで、ガスタービンなどに設置する消音材や空気フィルターを製造する。
今回の買収により、デュルの環境設備事業の売上高は2017年に4億ユーロ、従業員数は1,500人に拡大する見通し。2021年までに売上高で5億ユーロを目指している。