スウェーデンの商用車大手スカニア は14日、仏公共交通機関運営大手のパリ交通公団(RATP)グループ、西アフリカのブルキナファソ政府と、ブルキナファソの首都ワガドゥグーに近代的な公共交通システムを構築するための覚書に署名したと発表した。スカニアは同市にバス460台とコーチ90台を供給する。ワガドゥグーの人口は現在の300万人から2030年までに倍増すると見られている。しかし、公共交通手段の不足から、住民の大半が徒歩やオートバイでの移動を強いられているのが現状だ。今回のプロジェクトでは、スカニア車両の供給に加え、ターミナルやバス停、バス専用路線の整備、ドライバー及びサービスエンジニアのトレーニングまでを一括して提供する。新交通システムは、バス225台の初回供給とともに2019年に始働する。