チェコ乗用車生産台数、17年は過去最高の141万台

チェコ自動車工業会(SAP)が20日発表した2017年の乗用車生産台数は前年比5.2%増の141万3,881台となり、過去最高を記録した。大型車両もトラックが11.7%増の1,481台、バスが5.5%増の4,631台と好調だった。チェコは自動車生産台数が欧州第5位、人口比の乗用車生産台数では世界第2位につける。

SAP加盟146社(メーカー、サプライヤー、自動車関連企業)の総売上高も過去最高の1兆941億コルナ(423億5,480万ユーロ)で、前年を7.1%上回った。輸出額は6.2%増の9,179億コルナだった。自動車産業は国内鉱工業生産の24.4%、輸出の21.8%を占め、チェコ経済成長のけん引力になっている。

総従業員数は5.8%増の12万6,375人で、メーカー、サプライヤーともに過去最高の伸びを示した。平均月額賃金は7.1%増の3万7,399コルナで、国内平均を26.8%上回った。(1CZK=4.96JPY)

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