スロバキアの5月失業率5.37%、過去最低更新

スロバキアの中央労働社会家族局が15日発表した5月の失業率は前月を0.05ポイント下回る5.37%となり、1989年以降で最低の水準となった。失業率の低下は17カ月連続。前年同月比では1.98ポイント低下した。

失業率は8県のうち7県で低下した。プレショフ県は前月から0.13ポイント改善したものの、9.09%と引き続き国内最高率をつけた。コシツェ県も8.87%と国内平均を大きく上回り、東部2県の雇用改善の遅れが際立っている。

5月末時点の求職者数は18万1,494人で、前月比で1.1%、前年同月比で23.4%それぞれ減少した。50歳以上の求職者が前月比で905人減少した半面、大学卒業時期と重なったことから29歳までの若年層では758人増加した。

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