鋳造部品の独ホイニッシュ、ロシアで現地生産

自動車業界などに鋳造部品を供給する独ホイニッシュ・グスが、ロシアのカルーガ州で現地生産を計画している。現地油圧部品メーカー、アグレガトニー・ザヴォドの工場内に鋳造・加工設備を整備する。投資額や生産部品の詳細は明らかにされていない。

ロシアの中小企業支援機関MSPによると、ホイニッシュが生産能力を整備するのは、カルーガの南西約190キロメートルに位置するリュディノヴォだ。来年、第1期投資として鋳造部品の加工設備を設置する。第2期投資では、鋳造所を新設する。

ホイニッシュは1980年創業で、ドイツ南部バート・ウィンズハイムを本拠とする。本社工場のほか、独シュタイナハ、チェコのブルノ及びクラスナー・ウ・アシュに生産拠点を持つ。

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