カザフスタンの自動車メーカーが生産台数を伸ばしている。昨年の台数は前年比40%増の1万9,547台で、うち1,548台が輸出された。投資開発省の産業開発安全対策委員会のバタノフ委員長によると、自動車産業は国内生産高の16%を占める機械産業を支える重要な柱の一つで、今年1—5月期の生産高は715億テンゲ(約1億8,000万ユーロ)に上った。
バタノフ委員長は電気自動車(EV)についても、「現在、EVが世界の潮流となっているが、カザフスタンでもすでに国産EVモデルが試験段階に入っている。国内メーカーは、将来的にインフラが整備され、需要が生まれればすぐにもEV量産体制に入る構えだ」と自信を示した。(1KZT=0.32JPY)