ベラルーシ、インドネシアへの鉱山機械輸出を拡大

ベラルーシがインドネシアへの機械輸出を拡大する計画だ。これまでの実績が評価され、今年は積載量130トンのダンプトラック7台の新規受注を獲得した。農業機械の商機もうかがっており、ベトナムやカンボジアでの現地生産を強化し、インドネシアなどアセアン自由貿易圏諸国に供給することも視野に入れている。

ベラルーシのコレシニク在インドネシア特命全権大使によると、トラック大手のベルアズは2012年以来、東カリマンタン州に鉱山用45トントラックを45台納入した。16年から17年にかけては国営石炭会社ブキット・アサムに110トントラックを約40台供給しており、この110トントラックのコストパフォーマンスが特に評価されているという。

これらの実績と地元商社との良好な取引関係を土台に、ベルアズは今年、130トントラックの新規受注を獲得した。同モデルをインドネシアに納入するのは初めてで、これを機に他の東南アジア諸国にも売り込みをかけていく方針という。

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