森精機の独子会社が業績予測引き上げ

DMG森精機の独子会社DMG Moriは26日の決算発表で2018年12月期の業績予測を引き上げた。上半期の業績が好調だったためで、売上高を従来予測の約24億5,000万ユーロから約25億5,000万ユーロへの上方修正。営業利益(EBIT)も約1億8,000万ユーロから約2億ユーロへと引き上げた。

18年1-6月期(上半期)は新規受注高、売上高、利益がすべての2ケタ台の伸びを記録し、これまでに引き続き過去最高を更新した。製造業のデジタル化やオートメーション化が追い風となっており、売上高は前年同期比10%増の12億1,510万ユーロへと拡大。新規受注高は14%増の15億7,710ユーロと、売上高を大幅に上回った。EBITは20%増の9,300万ユーロ、税引き後利益は24%増の6,470万ユーロだった。

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