ユーロ圏住宅価格、1~3月は4.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが10日発表したユーロ圏の2018年1~3月期の住宅価格は前年同期比で4.5%上昇し、15期連続で値上がりした。上げ幅は前期の4.3%を上回り、リーマンショックに端を発した世界金融危機が起きる直前以来の高水準に達した。(表参照)

EU28カ国ベースの上昇率は4.7%。国別ではラトビアが13.7%で最高だった。このほか、アイルランド、ポルトガル、ハンガリー、スロバキアで10%を超えた。主要国はドイツが5.3%、フランスが3.4%、英国が4.4%、スペインが6.2%となっている。イタリアは値下がりが続いて降り、0.4%下落した。

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