アウディ・フンガリア、気候試験施設の運用開始

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア はこのほど、ハンガリーのジュール工場に導入した気候試験施設の運用を開始した。この気候試験施設では、摂氏マイナス40度からプラス80度までの極端な温度環境における車両や搭載部品の性能を試験することが可能で、例えば、インド、中国、ロシアなどでの温度環境をシミュレーションすることができる。ジュール工場ではこれまで、ドイツのインゴルシュタットやチェコのブラチスラバなど、他のグループ拠点と協力して当該試験を実施してきた。同試験施設は、年300日の稼働能力を持っている。

上部へスクロール