ロスネフチ、石油化学製品販売でドイツ商社2社と提携

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは13日、ドイツ子会社が現地化学商社2社と提携すると発表した。自社の出資するドイツ製油所の石油化学製品を拡販する目的で、グループのドイツ事業の新たな一歩と位置づけている。

対象となるのは、ロスネフチが出資するPCK(出資率:37.5%)、バイエルンオイル(25%)、MiRO(24%)の3製油所の石油化学製品だ。化学商社のHLMとはプロピレン、同ブレンタークとは芳香族製品、硫黄の拡販で提携する。

ロスネフチによると、同社はドイツで年間約1,250万トンの原油を処理する同国3位の製油会社。

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