トルコの4月失業率9.6%、3カ月連続で改善

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した4月の失業率は9.6%となり、前月の10.1%から0.5ポイント改善した。失業率の低下は3カ月連続で、10%を切るのは2016年5月(9.4

%)以来。前年同月比では0.9ポイント低下した。

15~24歳の若年失業率は前年同月比で2.9ポイント低下し16.9%となった。15~64歳の就業年齢層では0.9ポイント低下の9.8%に改善した。

労働参加率(LFPR)は53%で、前年同月比で0.3ポイント上昇した。性別で見ると、男性は0.1ポイント増の72.4%、女性は0.6ポイント増の34%となった。

就業者数は前年同月比で85万2,000人増えて2,900万9,000人となった。業種別の内訳は、農業が18.3%、鉱工業が19.5%、建設業が7.4%、サービス業が54.8%となっている。

失業率は昨年、7月の10.7%から10月の10.3%まで改善したものの、今年1月に10.8%に悪化していた。

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