ピニンファリーナ、電動スーパーカーの概要を発表

イタリアの名門カロッチェリア(自働車デザインスタジオ)ピニンファリーナはこのほどニューヨークのFormel Eにおいて新ブランド「オートモービル・ピニンファリーナ」から電動スーパーカーを開発中であることを明らかにした。開発コード「PF0」と名付けられたEVスーパーカーは2020年末に市場投入する予定で、販売価格は200万~250万ドルとなるもよう。停止から時速100kmまでの加速性能は2秒以下、最高速度は時速400km以上、航続距離で約500kmを確保するという。

「PF0」は100台以下の限定生産となる見通し。プロトタイプの初公開は、8月にカリフォルニアで開催されるモントレーカーウィークで行われる予定。また、同社は「PF0」に続き高級SUVの限定生産も計画している。

オートモービル・ピニンファリーナの開設は今年4月にローマで発表された。開発拠点はドイツのミュンヘンに置かれており、開発陣には元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドが参加している。なお、同社はインドの自動車メーカーマヒンドラ&マヒンドラの子会社で、「世界で最も持続可能な高級車ブランド」を目指している。

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