ポーランド化学大手のアゾティ・グループが環境投資を目的に、欧州復興開発銀行(EBRD)から5億ズロチ(1億1,670万ユーロ)の長期融資を受ける。期間は10年で、3年後に返済を開始する。
アゾティは調達資金を◇工場の二酸化炭素(CO2)排出量の大幅低減(年13万トン)◇より付加価値の高い製品を生み出すための研究開発(R&D)強化――などに充てる。
アゾティは今回の大型投資計画の資金として、すでに欧州投資銀行(EIB)から1億4,500万ユーロ、 PKO BO、BGK、ザホドニ銀行(BZ WBK)、INGバンク・シロンスキ(ING BSK)の国内4銀行の協調融資で15億ズロチ(3億4,000万ユーロ)を調達している。(1PLN=30.12JPY)