スロバキア乗用車新規登録台数、18年上半期は6%増

スロバキアの2018年上半期の乗用車新規登録台数は5万1,891台となり、前年同期比で6%拡大した。これは欧州連合(EU)加盟国の中で最大の伸び。雇用拡大と賃金上昇に加え、販売価格低下が需要を押し上げた。スロバキア自動車工業会(ZAP)では今後も好調が続くと見込んでいる。(表参照)

同国内務省によると、6月末現在の自動車登録総数は315万台で、うち227万台が乗用車だ。10年前に比べると乗用車の数は100万台増えているという。ただ、平均車齢は13.4年で、統計値のあるEU25カ国中16位。EU平均値の10.7年を大きく上回っており、これも新車購入の動機となっているもようだ。

ブランド別の販売台数はシュコダが1万55台でダントツのトップ。フォルクスワーゲン(VW)が4,678台、現代自が4,087台、起亜自が3,853台でこれに続いた。

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