中国の恵科集団、カザフスタンでテレビ生産

中国家電メーカーの恵科集団(HKC)がカザフスタン北部のコスタナイ工業団地にテレビの組み立て工場を設置する計画だ。2,000万米ドルを初期投資し、300万台の年産能力を持つ工場を建設する。HKCとコスタナイ州で作る作業グループで日程など詳細を詰める。同国の投資促進機関が3日明らかにした。

恵科集団は世界レベルでの事業展開を目指しており、カザフスタン工場の設置でロシアなど独立国家共同体(CIS)市場を攻略する。コスタナイで500人の雇用を創出するほか、大学生の職業研修プログラムにも参加する方針だ。

コスタナイ州のムハンベトフ知事は、カザフスタンが電気電子機器の需要の90%を輸入でまかなっている事実を指摘し、今回のプロジェクトへの期待感を示した。

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