英乗用車生産、1~6月の輸出の5割超がEU向け

SMMTによると、2018年1~6月の乗用車生産の輸出向け(67万5,187台)のうち、欧州連合(EU)向けが36万270台と最も多かった。前年同期と比べると3.6%減少したものの、全体の53.4%と半分以上を占めている。EU加盟国では、ドイツ、イタリア、フランス向けの輸出が多く、国別でも2位、3位、4位を占めている。国別で最も多い輸出先は米国で、前年同期比では1.5%増加、全体の16.0%を占めた。中国は全体の6.4%で、地域・国別で5番目に多かった。

なお、日本向けの2018年1~6月輸出台数は、前年同期比77.3%増と大幅に増えており、韓国向けも67.8%増と大きく伸びている。

SMMTによると、英国で生産した乗用車は世界160カ国以上に輸出されている。その一方で英国は輸入車も多く、2018年1~6月の乗用車新車登録台数のうち、輸入車の割合は87%以上だった。最も多いのはEUからの輸入車で、全体の69.1%を占めた。

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