ロシアの鉄道車両メーカーUWCは先ごろ、ドイツ鉄道(DB)の実施する貨車サプライヤーに関する品質監査に合格したと発表した。欧州連合(EU)最大の鉄道事業者であるDBの品質基準に適合することで、UWCの輸出戦略に弾みがつくと期待される。
UWCは今回、DBの品質監査において、品質ステータス「Q2」を取得した。監査ではUWCの事業の23の項目が評価され、それぞれにおける評価が100ポイント満点で360度グラフ上に表示された。これによると、UWCは18の項目において90~100ポイントを記録し、残る5つの項目でも80~90ポイントを取得した。
UWCのチフヴィン貨車工場はすでに欧州規格「EN 15085鉄道車両および部品の溶接」を取得している。