シュコダ自の7月販売15%増、国内販売が好調

チェコのシュコダ自動車がこのほど発表した7月の販売台数は、前年同月比14.6%増の9万9,700だった。ドイツでの販売が大きく伸びたほか、モデル別ではベストセラー「Octavia」のほか、SUVモデル「Kodiaq」と「Karoq」が好調。

地域別にみると西欧での販売台数は17.1%増の4万600台で、主力ドイツでは45.2%増の1万6,000台と大幅な成長を見せた。ほかスペイン、フランス、オーストリア、スイス、ベルギー、オランダでも2桁台の成長を記録。

中欧は6.7%増の1万5,700台で、本国チェコは3.4%増の7,200台。ハンガリーは39.8%増、クロアチアは56.2%増と上げ幅が大きかった。東欧ではロシアが24.7%増の6,600台、同国を除いた台数は27%増の4,100台。

最大市場となる中国では14%増の2万5,100台を記録したほか、開拓市場のインドでは12.7%増の1,400台に拡大した。

モデル別では「Kodiaq」が22.6%増加の1万2,300だったほか、昨年10月に市場投入した「Karoq」も1万700台と好調を見せた。ほか「Octavia」は3.6%増の3万6,000台、「Fabia」は4.5%増の1万4,900台となり、安定した人気を得ている。欧州限定車「Citigo」は75.6%増の3,600台、6月に中国市場に投入したコンパクトSUV「Kamiq」は2,200台を販売した。

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