ドイツ石油産業連盟(MWV)が8月31日発表した年次報告書によると、ドイツにおける2017年の石油製品の販売量は前年比2.3%増の1億600万トンに拡大した。
ガソリン燃料の国内販売量は1,830万トン(前年:1,820万トン)に増加した。ガソリンに混合するバイオエタノールは116万トン(前年:118万トン)にやや減少し、ガソリン販売に占めるバイオエタノールの割合は6.3%にとどまっている。
ディーゼル燃料の販売量は3,870万トン(前年:3,790万トン)に拡大した。うち、バイオディーゼルは220万トンで、全体の5.7%を占めた。
航空機用燃料(ケロシン)も1,000万トン(前年:920万トン)に増えた。化学産業向けのナフサの出荷は、1,560万トン(前年:1,580万トン)だった。