ハンガリー8月インフレ率3.4%、前月から横ばい

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%増となり、前月から横ばいだった。これは2013年1月(3.7%)以来の高水準。原油価格の高騰により燃料などの輸入価格が押し上げられた。今年2月(1.9%)からの上げ幅の合計は1.5ポイントに上る

上昇率が最も大きかった項目は自動車燃料を含む「その他の製品」で7.1%(前月7.5%)だった。「アルコール飲料・たばこ」(4.6%)と「食品」(4.1%)も平均を上回っている。「サービス」は1.7%、「その他の燃料・電力」は1.6%上昇。「衣料品・靴」は横ばいで、「耐久消費財」は0.2%下落した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は2.2%で、前月から0.2ポイント低下した。

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