自動車部品のエルリングクリンガーが燃料電池事業を集約

自動車部品大手の独エルリングクリンガーは21日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)事業をエネルギー機器製造の独サンファイヤーに売却すると発表した。SOFCは自動車への投入に適さないことから、燃料電池分野の経営資源を自動車に適したプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)システムへと集約する。取引金額は非公開。今月末の売却手続き完了を見込む。SOFC事業の売上高は昨年60万ユーロで、同社売上(17億ユーロ)に占める割合は極めて小さい。

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