自動車バッテリーのモンバット、チュニジア同業の買収取りやめ

ブルガリアの自動車バッテリーメーカー、モンバットは9月26日、チュニジア同業アキュムラトル・テュニジアン・アサッド(L’Accumulateur Tunisien Assad)の過半数株を買収する計画を撤回すると発表した。財務・法務審査(デューディリジェンス)の結果、見込んでいたような企業価値拡大が難しく、グループリスクが高まることが判明したためと説明している。

モンバットは鉛蓄電池やダイオード、発光ダイオード(LED)の製造・リサイクルを手掛け、4工場を操業する。

アサッドは鉛電池の設計・製造・販売・リサイクルに事業を特化しており、2工場を操業、750人強を雇用する。

なお、モンバットが同日発表した2018年1-8月期の売上高は前年同期比2.4%減の1億9,400万レフ、営業利益(EBITDA)は28.7%減の1,930万レフ(約13億300万円)だった。

上部へスクロール