ドイツのフランクフルトで開かれていた世界最大の国際自動車部品見本市「Automechanika」が15日、盛況のうちに閉幕した。今回で25回目となる同見本市には過去最高となる5,000社以上(2016年4,843社)が出展。5日間で181カ国から約13万6,000人の来場者を記録した。会場面積は約31万5,000平方メートルとなり、過去最大となった。今回の出展トレンドは、デジタル化、クリーンな自動車(エコカー)、そして今回から新しく加わったクラシックカーだった。
見本市運営会社メッセ・フランクフルトの会場アンケート調査によると、出展企業の満足度は82%(前回78%)と高かった。最新のデジタル化技術や将来の自動車修理技術に関するプレゼンテーション、革新的な技術や製品を表彰する「イノベーション・アワード」などが好評だった。
次回の「Automechanika」は2020年9月8日~12日に開催される予定。