産業機械部品や自動車部品を生産する独サイテック・インダストリーテクノロジーは、ドイツのケムニッツにある工場の拡張工事を終え、稼働させた。生産能力を増強するのが狙い。
新工場は既存工場を拡張する形で建設、総額1,200万ユーロを投資した。床面積は3,500㎡、生産施設のほか、来客ルームや会議室もある。今回の拡張工事では、標準工作機械のほか、大型のレーザー溶接機やレーザーカット機も新たに導入した。同工場ではエンジン部品や駆動系部品などを生産している。同社によると、2005年から現在までに累計1億1,000万個以上のディーゼルエンジン向けのインジェクション部品を生産した。同社は2017年売上高で4,300万ユーロ、従業員数245名の規模。