米国のEMS(電子機器の製造受託サービス)大手サンミナSCIが、2022年までに総額62億フォリント(約25億円)をハンガリーのタタバーニャ工場に追加投資する。オートメーション生産ラインの導入が主な目的で、専門性の高い人材220人を新規採用する予定だ。政府から12億フォリントの助成を受ける。
ハンガリー事業のホフマン取締役によると、過去5年間にも総額70億フォリント強を投資した結果、タタバーニャ工場はグループの欧州生産拠点でも最大級の工場になったという。
サンミナはハンガリー北東部ミシュコルツに近いアルショージョルツァ工場でも30人を増員する予定だ。