ハンガリーの工業デザイン会社、日本企業と提携

ハンガリーの工業デザイン事務所マフォーム・デザインが日本のフィアロコーポレーションと提携する。自動車ユーザーインターフェース(UI)の設計ノウハウを取り込む狙いがある。

マフォームはサムスン電子のスマートウォッチ「ギャラクシーギア」やハンガリー・エヴォプロの市内交通向け電気バス「モジューロ」の開発にかかわってきた。モルナール社長は「日本の自動車設計界をリードするフィアロとの提携は、わが社の自動車業界への本格参入を意味する画期的な出来事。知識・経験を広げるだけでなく、市場における名声を高めることもできる」と強い期待を示した。

フィアロは埼玉県新座市に本社を置く、1939年創業の自動車開発支援メーカー。デザインから試作車両、部品製作まで、広い守備範囲を誇る。長年の技術の蓄積と経験豊富な従業員、最新設備を生かして、国内外の自動車メーカーにサービスを提供している。

上部へスクロール