トルコの金属系複合企業サルクイサンのブルガリア子会社サルク・ブルガリアが1,700万レフ(約11億5,200万円)を投じ、電線工場を開設する。5年以内に稼働し、40人を雇用する予定だ。
立地は北東部シュメンの工業団地で、6万9,000平方メートルの敷地に面積7,400平方メートルの工場・事務棟を建設する。主として自動車産業向けのワイヤと、航空宇宙、防衛産業向け特殊ワイヤを生産する。
サルクイサンは1972年の設立。トルコ証券取引所における時価総額は8,850万ユーロに上る。米航空宇宙局(NASA)のサプライヤーとも取引があり、欧州の乗用車・小型商用車の約半数が同社の製品を使っているという。
サルク・ブルガリアの2017年売上高は320万レフで、利益は4,000レフだった。(1BGL=67.74JPY)