台湾・信邦電子、ハンガリー工場が開所

台湾の信邦電子はこのほど、ハンガリー北西部のタタバーニャで新工場を開所した。電気自動車（EV）やIoT（モノのインターネット）機能を備えた自動車に使われる、コネクタやケーブルなどの電子部品を開発・生産する。また、同工場を拠点に、欧州顧客へのサービス事業を強化する。

信邦電子は2015年に対ハンガリー投資を開始。第一期投資として今年末までに500万ユーロを投じて生産体制を整え、350人を雇用するプロジェクトを実施中だ。第二期投資では800万ユーロをかけて産業デジタル化（インダストリー4.0）、再生可能エネルギー、IoT、メディカルケア向けソフトの開発拠点を整備する。